マザータッチ誕生の物語
こんにちは。原光化学工業株式会社の原田光博です。
マザータッチは、私自身の小さな体験と、母への想いから生まれました。
まだ開発を始めたばかりの頃、ヤシの実を原料にした洗剤を試作していました。
ある日、その試作品を冷蔵庫に保管していたところ、母がうっかり飲んでしまったんです。幸い大事には至りませんでしたが、その時、強く「口に入っても安心できる洗剤をつくらなければ」と感じました。
ちょうどその頃、私は抗酸化の健康飲料水の研究もしていました。その経験を活かして「飲んでも大丈夫な洗剤」を目指し、試行錯誤を重ねました。還元力のある水に、天然のミネラルやハーブを組み合わせることで、汚れをやさしく包み込み、分解していく力を持つことがわかったのです。
そうして生まれたのが、化学物質や界面活性剤を一切使わない、家族みんなにやさしい洗浄水「マザータッチ」です。名前には、開発のきっかけとなった母への想いと、「母の手のぬくもりのように、やさしく触れてほしい」という願いを込めました。
さらに使った後の排水は、善玉菌を元気にし、自然の力を助けてくれます。家庭での安心だけでなく、川や海といった自然環境にとってもやさしい存在になれると信じています。
1994年に販売を始めてから今日まで、たくさんの方に支えていただきながら歩んでくることができました。
マザータッチは、母への感謝と家族を守りたい気持ち、そして地球へのやさしさから生まれた洗浄水です。これからも、どうぞ安心して暮らしの中でお役立てください。